Furano
Sustainable Drama

市民、観光客と共創る世界に誇れる
持続可能な地域づくりの先進地へ

INTERVIEW

富良野市環境課
係長 山岡 鶴生

-富良野市がごみの分別やリサイクルに力を入れるようになった理由を教えていただけますでしょうか?

旧埋立処分場の閉鎖問題と焼却炉の老朽化ということが大きな理由となっています。
また「ごみを燃やさない埋めないためにどうすればいいか?」ということを市民の皆さんと共に考え、「埋めない燃やさない」、「分ければ資源、混ぜればごみ」を合言葉に進めていくことになりました。

-現在14種類の分別を行っていますが、分別に慣れていない移住者の方のためにされてる分別の工夫はありますか?

移住の手続きの最後に必ず環境課へお越し頂き、分別に関する説明の時間を設けています。
また平成30年頃にはごみ分別アプリを導入したので、わかりにくいものがあればアプリで調べていただくこともできるようになりました。

アプリに関しては分別の検索だけでなく、粗大ごみの回収申込もできますので日中仕事をされている方にも使いやすいように工夫をしています。

-こういった工夫は慣れていない方にもありがたいですね。
ちなみに細かく分別されたごみはどこへ向かうのでしょうか?

固形燃料ごみ、ダンボール、紙、雑誌につきましてはリサイクルセンター、生ごみについては環境衛生センターへ運んでいます。
ペットボトル、プラスチック、空き瓶につきましては中富良野町の資源回収センター、衛生用品については上富良野町の焼却施設へ搬入しています。

-一部衣類の再利用ということも取り組みとしてされていると聞いたのですが、どのようなものでしょうか?

月2回リサイクルマーケットという衣類等の販売を行っています。
収集の時に衣服だけ入れて頂いているものを置いておき、そこから選別、洗濯してきれいにしたものを販売しています。
使えるものは資源として使っていく取り組みをしています。