富良野市のゴミ分別種別はなんと14種類!
昭和60年度の「生ごみ・乾電池・埋立ごみ」の3種分別から始まり、平成13年度の14種分別に至るまで16年間の歳月を要しました。
途中、昭和63年度の6種分別(生ごみ・固形燃料ごみ・一般ごみ・空き缶・空きびん・乾電池)平成5年からは粗大ごみが追加され7種分別、平成12年度には容器包装リサイクル法に係る品目増による10種分別(プラスチック類・ペットボトル・剪定枝)を経ていますが、この間、6種類の排出用指定袋(生ごみ・固形燃料ごみ・一般ごみ・空き缶・プラスチック類・ペットボトル)の設定、市内の「ごみステーション(現在は資源回収ステーション)」の整備、同じく「空きびん専用回収容器(空きびんポスト)」の設置等の排出環境整備も併せて行ってまいりました。
また、ごみ処理に係る法律や体制等も大きく変わり、平成7年の「容器包装リサイクル法」や平成13年の「家電リサイクル法」などの様々なごみリサイクルの法律が制定され、平成13年度からは上川南部の1市3町1村による広域分担処理の新たな処理方法の確立によって、平成13年10月から現行の14種分別がスタートいたしました。
このことにより、平成5年から稼働していた焼却炉を平成14年12月に閉鎖することができ、完全ではありませんが「燃やさない・埋めない」の基本理念に近づくことができました。
その後、14種分別後も焼却処理している衛生用品ごみの資源化を継続検討してきた結果、平成25年度からの試験を経て、平成30年度より事業系の一部資源化処理を開始しました。将来的に衛生用品ごみ全量の資源化が実現すれば、焼却に頼らないごみ処理システムが完成します。
富良野市のゴミ分別(14種類)?
富良野市のリサイクル率は90%
固形燃料ゴミの燃料化や生ごみの堆肥化、そして、14種分別を経て、富良野市ではリサイクル率約90%と全国的にみてもトップレベルの水準を継続しています。